わたしのみだし

見出しだけでも読んでください

ホテルで生徒にわいせつ逮捕

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埼玉新聞は性犯罪記事の見出しのパターンが枯渇してそう。「18歳未満にわいせつ→逮捕」って事件が多すぎるからユニークさが失われると思って、大体の犯行はホテルで行われているというのにあたかもそれが特別であるかのように「ホテルで」と付け足している。記者は苦労している。僕にはわかる。

 

高校生とか中学生と話す機会がマジで無い。せいぜい従兄弟がいるくらい。テレビが「今中高生に人気!」って言うそれが肌感覚として得られずにジェネレーションギャップが生まれていく。このまま自分の子どもが生まれて十数年経ったら、そりゃ言葉も通じなくなるよな。

かの藤子不二雄先生は一番忙しいとき、小学館の雑誌「小学◯年生」でドラえもんを1年から6年まで同時に描いていたらしい(この話するの人生で100回目)。1年生向けと6年生向けの違いはまだ分かるにしても、3年生向けと4年生向けで書き分けられる気がしない。そんな解像度で子どもを見てないよなあ、という話。藤子不二雄先生だって「3年生も4年生も変わらないよ」と言って一緒くたに描いてたかもしれないじゃんという声も聞こえてくるが、この話をする上で不都合なので耳を切り落とした。👂

 

大分合同新聞のニュースは毎日11:41に届くけど、11:26(いい風呂)にした方がいい。…ハッ、11:41と11:26の差は15分、つまりクウォーター、ウォーター…。大分の温泉は水を足しているってかあ!?!?おいっ!!責任者を出せっ!!わが大分は源泉掛け流しだっ!!何温泉の工作員だ!!見つけてひっとらえろ!!(ドッタンバッタンしながら全員舞台裏に引っ込み、閉幕)

 

夜 恵比寿のアトレでロシア料理食った。うまかった。締めのロシア紅茶を飲んでいるとき、昼に歯医者で「あとこことここに小さい虫歯あるんで来週治しましょうね」と言われたところが染みた気がした。まるで本当に虫歯があるかのように。

おいしいジャムで長生きして

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私のジャムで長生きして。他のジャムで長生きしないで。私のジャムで長生きして。

赤上げて白上げてのやつみたいですね。

 

ジャム、というとジャムセッション。複数人での即興演奏。長生きには私とあなたのおいしい即興演奏が不可欠。「味のある」を通り越して「おいしい」まで行かなきゃいけないから、それはもうかなりの演奏です。

糸井重里は「おいしい生活」という言葉を発明しましたが、「おいしいジャム」は僕の発明ということになりませんか。まて、おいしいジャムってなんだ?

 

ふと、めちゃくちゃなスピードでそこそこの歌詞を量産できる能力(それこそ、即興的に)を手に入れてしまったら、アイドルグループのプロデュースをやるしか発揮する場がないのかもしれないと思った(そんなことはない)。

 

閑話休題、セブン入って左に進んでエロ本を横目でチラ見して気分を高めたのち、右手でオールドファッションドーナツ、左手で野菜ジュースを取り、そのまま一番奥に進み強炭酸水を取りレジに向かう。これが何も考えずにできるくらいルーチン化してきたので、セブンに割くリソースが減って良い。反面、弁当とかイレギュラーなものを買おうとすると悩みまくる。

悩みまくるけど、少なくともジャムは食べないな。今度一緒に買いに行きませんか。

 

小学生が夜空観測の基礎学ぶ

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年中白夜の東京に慣れてしまって、星を見なくなってしまった。僕は小学生に夜空の見上げ方を学びたい。

 

突然ですが、shiとかchi、いわゆるヘボン式ローマ字における特殊なやつ。かっこいいと思う。字面がいい。低い(s)、高い(h)、中くらい(i)。生け花のようなバランス。

「ことばの発達の謎を解く」という本の中で、子音のカテゴライズについての話があった。「さ・し・す・せ・そ」のうち、「し」だけ子音が違う。たしかに。赤ちゃんはこの子音の違いをハッキリ聴き分けているが、日本のように「shi」と「si」を区別しない言語環境で育つうちに、だんだん聴き分けなくなってくるという。

このように日本人が意識しない子音の違いを文字に表したものがヘボン式ローマ字だったというわけだ。ということにさっき気付いた。本を読んだのはしばらく前なのに。

 

「ことばの発達の謎を解く」は、赤ちゃんが言語を獲得していく過程の研究を分かりやすく紹介してくれる本だ。

赤ちゃんは物に名前があることを知らない、動きに名前があることを知らない、色のような性質にも名前があることを知らない。

言葉はアプリオリな「もの」に後からつけられる何かではない。人間は事物と言葉の対応関係ではなく、言葉の使われ方を学んでいる。とよく思う。けど他の人にも分かるようにはうまく説明できないんで、これは僕だけの言葉。

星に名前があることを知らなくても、子どもはたくさん夜空を見てきたはずだ。たぶん、そうやって学んできたことの方が多いだろうな。

 

松屋の50円引きクーポンが今日までだったので、仕事帰りに牛めしを食べにいった。

いくつかの商品が税込価格から一律50円とか値引きになったとき、税金を抜いた実質の(お店が身を切った)値引き額は商品ごとに異なるよなぁ〜そういうときの売り上げのデータはどんな風に管理されてるんだろ〜という気持ちが2秒間だけあったが、いまは心底どうでもいいです。牛めしうめ〜!

 

怖すぎるロボット

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友だちがブログ書いている。はじめはふ〜んあっそと思っていたが、長続きしているうえにこのところ更新頻度が高く内容も充実しており、くそ〜楽しそうに書きやがってと思ったので僕もやってみる。

ブログだの日記だのは意気込むとお仕舞いなので、まずは「仕方なく書く」ように自分を仕向ける仕組みを考えたい。僕はうまくプログラムしないとすぐに動作を停止する。

 

ところで、僕は趣味でLINE NEWSの地方新聞をいくつか登録し、気に入った見出しを切り取るということをやっている。見出しは世界で一番文字数の少ない詩であり、日本では古来より広く親しまれてきた、というのはみなさんご存知の通りである。

地方新聞の見出しばかりずっと見ていると、短い中に要旨を込める技法が垣間見えたり、記事にも地域性のあることがわかったり(埼玉では性犯罪ばかり取り上げられている)、他にはこれといって得られるものはないけれど、まあまあ楽しい趣味だ。

 

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見出しを切り抜く様子。

 

きらりと輝く優れた見出しに出会うと、どうにも人に見てもらいたくなる。この気持ちを利用して、素晴らしい見出しの数々をブログで紹介し、余白に日記なり気になったことなりを書くことにする。これなら少しは続けられそうだ。

 

地方新聞 見出し課の課長も、自分の仕事が僕のブログに使われているなんて思うまい。全国の優秀な記者たちに感謝しつつ、たっぷりインスパイアされていこう。