熊本 白い雲は群がってどれがどれだかわからない。空の彼方でうやむやになるまで一面、どこまでも続いている。一匹狼の黒い雲は飄々と漂い、渋滞する白雲たちを見下ろしているが、踏み潰されたチューインガムのようにみずぼらしく薄っぺらい。どんなに見つめ…
引用をストックしました
引用するにはまずログインしてください
引用をストックできませんでした。再度お試しください
限定公開記事のため引用できません。