わたしのみだし

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悲しみ和らげる太鼓と経

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太鼓や経で悲しみが和らげられたことないな〜。

 

朝7時ごろ、松屋の朝メニューのひとつ、ミニ牛めしお新香豚汁セットを食べた。430円。

普段の僕なら「”ミニ”牛めし〜!?笑止!」と言って一笑に付すところ。しかし前日の雨が上がり今清々しい青空が広がるひんやりとした朝、僕も「小さくたって…いいじゃないか…」という気持ちになり、ついボタンを押してしまった。

ミニ牛めしお新香豚汁セットは最高だ。まずこれが一番大事なのだが、卵が付いていない。僕は卵が嫌いなので。卵が嫌いな話については人生でもう飽き飽きするほどしてきたのでここでは触れません。もしこれを読んで僕の卵嫌いを初めて知った人、今後僕と話をする機会があったとしても、絶対に卵の話題を出すんじゃない。その瞬間僕はあなたを「卵の話をする側の人間」とみなして距離を置く。

卵の話はもう二度としないとして、引き続き、ミニ牛めしお新香豚汁セットのよいところをお伝えしよう。ひとつ予想外だったこと。豚汁がデカい。思いの外も思いの外デカい。それでいて具がしっかり。ミニなんて言うから風邪ひいた細身の6歳女児が食べるようなスカスカのお子様セットかと思いきや、これ。「松屋の豚汁はすごいんやぞ!」と全国民に主張する松屋フーズマーケティング部門の渾身の一撃である。これには僕もおったまげ。なんなら寒いくらいの朝にこの豚汁は、この豚汁は、恋に落ちるぜ…。魅力は豚汁だけじゃない。牛めしも当然おいしい。牛めしと豚汁という組み合わせもいい。牛と豚。山の幸と山の幸の奇跡の出会い。僕は、君たちが大好きだ。

これは今回に限った話かもしれないが、牛めしがほんのり甘い。この味付けが店員のおっさんの独断によるものだとしたら、人の少ない朝だからワンオペで回しているこのおっさんが「こっちの方がうまいやろ」なんて勝手にやったことだとしたら、チクショウ、なんて素晴らしい世界だ。24年間生まれてからずっと閉じていた目が、ようやく開かれたような心地だった。

と考えていたところでイヤホンが外れそうになる。この前、つっても数ヶ月前にイヤーピース買って付けたのが、いまだにピッタリなのかどうかよく分からない。イヤーピースって買うと全部のサイズが入った状態で届くが、いらないサイズもある。特定のイヤーピースだけ買うような人はすでに自分に合うサイズ、少なくとも合わないサイズを分かっているのだから、全部のサイズ入れなくてよくないか?僕は小さすぎるのは無理だ。それでいて1000円弱したような気がするが、これはTシャツ買ったらXSからXLまで全部届いて値段が数倍、みたいな話じゃないか?は〜?ふざけるな!騙された!最低の朝だ、帰らせてもらう!ごちそうさまでした!!