わたしのみだし

見出しだけでも読んでください

毎晩来て、このありさまだ

おはようございます。ドン・夜更かしです。最近は4時過ぎにはもう空が明るみ始めていますね(いるんですよ。あなたの寝ている間に)。おかげで私はアイマスクをつけて寝る毎日です。

日付が変わったころ、本を読もうと思ってゲームをし、動画を見て、まずいぞ、調べ物をしようと思って部屋を片付けた。一番散らかってるのは気持ちだ。そして可燃ゴミを捨てた。「通行の邪魔にならないようゴミ捨ては当日の朝に」とのお達しだが、もうすぐ4時だから問題はないだろう。いまはもう朝だ。だから散歩をした。玄関を出るときにはそんなつもりではなかったけど。結局30分ちょっと歩いてセブンのサラダチキンを食べて帰ってきた。ジョギングをしている人がいた。朝とは言った、けど健康な朝は大体6時ごろから始まるイメージだ。4時はジョギングには早すぎる。なぜなら4時は夜だからだ。

緑道をゆく。超芸術トマソンとか善意のはやにえとか、知ってても「あっそ」な語彙たちが、散歩では大活躍する。なんでもないことが楽しくなる。あれもこれも。名前をつけて楽しくしよう。まずは早すぎるジョギング、これは超健康マラソン。ポイ捨ての空き缶を拾った、近くのゴミ箱は満杯だったが持ち帰る気にならず、その足元に置いてきてしまった。これは失意のゴミ捨て。それから道路のかさぶた。オバケの横断。昆虫讃歌。

子どもの頃には「黒地に黄文字のナンバープレートを1日に3回みたら願いが叶う」という噂にワクワクしたものだ。「願いが叶う」ってのは最上のご褒美なんだろうな。ありえないからこそ。でも褒美なんかにつられなくたって黒地に黄文字はカッコよくみえた。車さえ少ない田舎の地元では、事業用の軽自動車なんてスーパーレアだった。だからこそ願いが叶うなんて非現実と並び立ったんだ。

帰ってきて手を洗った。半ズボンに裸足のクロックスでいたから、目に見えない虫が触れて痒かった。だからせっけんを洗い流す前の手で足も洗った。前足も後ろ足もさっぱり。もうすっかり朝だ。