わたしのみだし

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カジュアルにしたら効率UP

駒込駅の東口を出ると、『マルマルケバブ』なんてかわいい名前のケバブ屋さんが、あったりなかったりします。というのも、マルマルケバブは移動式の屋台なのです。

ちゃんと許可はとってあるのか? ゲリラ的に無許可で営業しているんじゃないのか?

けっこうな頻度で現れますが、あやしい雰囲気が漂ってぬぐえません。路上でケバブを売るために誰にどう許可をとるのか、僕にはさっぱりわかりませんが、税金のルールもきびしく取り決める安倍政権のことですから、路上ケバブにも何かルールを設けているはずです。

僕はこのケバブ屋さんが好きです。見かけるとラッキーと思って買ってしまいます。おいしいから?ちがいます。しつこい客引きがいないからです。概してケバブ屋というものは、やたら親しげな客引きをしてくるものですが、僕はあれが苦手なのです。ケバブ自体は好きなのに、近寄るのをやめてしまいます。

無許可で営業している手前、派手な客引きは控えているのでしょう。他のケバブ屋も見習ってほしいものです。何はともあれ、笑顔のステキなゲリラ店主のおかげで、客引きの苦手な僕も安心してケバブを買えています。

東京にお越しの際は、マルマルケバブで静かなケバブを買ってみては?

(東京通信 10月1日)