わたしのみだし

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中学生が書いた廃村の記憶

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夜明けか…。

 

…俺の名は《紅朱雀・アーネスト・狂死狼》

俺の故郷、”二度と存在しえない”あの世界まほろば-について、此処に記しておく。腐った世界の為に書くんじゃない。俺は俺の贖罪の為に…書かなければならない。急げ。我が愛すべき堕天使ルシフェルの血が忘却の彼方へ流れ消えてしまう前に…。

 

大翼歴四百年二ノ月の初めに遡る。エル・ゼロの悲劇が間も無く世界を覆わんとしたあの瞬間、と言っても何のことだか分かるまいか。エル・ゼロの悲劇には、俺とルシフェル以外の誰も気づいてすらいなかった。気にすることはない。”それ”は平民の認知空間ではなく、《オトロ・レイア》におけるエントロピーの僅かな揺らぎでしかなかったのだから。

 

細かいことはいい。兎に角、俺はエル・ゼロの聖戦を生き抜いた。死闘の末、俺がエル・ゼロの心臓を砕いたことにより、カオスの支配は拡大をやめた。しかし、かつて《九頭龍》の一人であった俺がコスモスの肩を持つとは皮肉なものだな……。

 

 

めんどくさくなったのでやめます。厨二ワードってすげー頭使わないと出てこないな。